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国家知識産権局によるPPH業務推進会の開催

(情報ソース:国家知識産権局)

中国国家知識産権局(SIPO)による「特許審査ハイウェイ(PPH)業務推進会」は先日北京で開催された。デンマーク特許商標庁、欧州特許庁、日本国特許庁、韓国特許庁、英国知的財産庁、米国特許商標庁及び中国国家知識産権局からのPPH専門家が参加した。

SIPO責任者によると、2011年以来、中国は積極的にPPH業務の普及を推進してきた。現在に至って、両国間及び五庁間の協力メカニズムを通じて、SIPOは19か国または地域の特許庁とPPH試行プログラムを開始し、PPH対外協力ネットワークは一定の規模を形成するようになった。PPH試行プログラムの安定化を図った同時に、SIPOもまた各特許庁と一同して、PPH申請手続きの簡素化、共通のPPH審査基準の採用等をめぐって、PPH利用者により便利なサービスを提供できるよう取組を推進していくという。

PPH請求のメリットについて、審査の迅速化、コストの軽減、特許率の向上等が挙げられる。中国は19か国とのPPH試行プログラムが開始されて以来、PPH業務が順調に進み、国際的に特許出願する際に、PPHを申請する企業も増えている。2014年12月までに、中国出願人が海外でPPH請求を利用する件数は2013年12月時点の836件から1,692件までに成長し、明瞭な増加を示している。

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