2017年10月27日、欧州特許庁（EPO）審査官のMr. Jan Fribert、Mr. Stefano Simonini、Mr. Jacek Drabko、Mr. Jose Miguel Nieto、Mr. FJavier Rubio Slerraは弊所に訪問し、欧州特許出願に関する企業戦略、特許出願の費用などをテーマとするセミナーを開催しました。

弊所所長の劉継富、副所長の馬敬、王春偉、パートナーの謝攀および弊所の弁理士が今回の交流会に出席した。また、弊所クライアントのIQIYI、チーターモバイル、中国科学アカデミー電気・CAS研究所、華三通信（H3C）、ベタ製薬株式会社、大唐イノベーションなどの企業の知的財産部の担当者が交流会に出席した。

欧州特許庁審査官は、ヨーロッパ特許実務について詳細に説明し、補正の原則―欧州特許条約第123条、発明の単一性、統一特許、統一特許システムおよびその現状などを紹介した。そして、イギリスとドイツの例を挙げて現状を説明し、統一特許裁判所に関しても簡単に紹介した。

参加者の企業知的財産担当者は欧州特許庁審査官と活発な議論を行った。

欧州特許庁審査官は、中国から欧州への出願に対するサポートを強化することを示し、より多くの中国企業が欧州出願して欲しいと述べた。また、弊所のような外国出願経験の豊富な中国事務所は中国企業が欧州特許を取得するため架け橋になってほしいと表明した。